カード会社ランキング

国内クレジットカード会社ランキング – トップ10
(2019年最新)

国内でクレジットカードを発行する会社は数多く存在します。ほとんどの場合、Visa、Mastercard、JCBなどの国際ブランドと提携していますので、世界中の加盟店で使えるのはもちろん、各社独自のサービスを付帯し、利便性の向上を図っています。

順位 社名 取扱高 会員数
1 JCBグループ 29兆8,532億円 1億1,700万人
2 VJAグループ(Visaジャパン) 17兆3,632億円 3,764万人
3 三菱UFJニコスグループ 13兆8,771億円 3,202万人
4 クレディセゾン 7兆8,043億円 2,695万人
5 楽天カード 6兆2,246億円 1,500万人
(2018年1月末時点)
6 イオンフィナンシャルサービス 5兆3,447億円 2,775万人
7 UCグループ 5兆0,137億円 1,459万人
8 トヨタファイナンス 4兆2,992億円 1,356万人
9 ジャルカード 3兆3,689億円 342万人
10 セディナ 2兆6,647億円 1,571万人

*出展:月刊消費者信用2018.9
各社の2017年度の実績。なお、会社によって計上方法が異なるため正確な比較はできない。

JCB

順位(取扱高ベース) 年間取扱高 会員数

1

298,532億円 11,700万人
発行する国際ブランド

1961年に、日本では2番目にクレジットカードを発行した、国内No.1のクレジットカード会社です。そして、日本で唯一の国際ブランドを展開する会社でもあり、全世界における加盟店数は2018年9月末現在で3,000万店に達しています。

日本国内での知名度が圧倒的に高いのは言うまでもないですが、海外では、アジア圏やハワイで利便性が高いです。一方、欧米圏では知名度があまり高くないのが実情のようですが、アメリカではディスカバリーと提携しており、約730万店の加盟店でJCBカードを利用することができます。

以下はJCBの海外における提携関係です。

  • American Expressとオーストラリア、ニュージーランド、カナダで提携。
  • Discover Financial Servicesとは米国での加盟店開放について提携。

世界では約1%程度のシェアしかないJCBですが、これらの海外の提携を考慮すれば、意外と使える地域はあるように思えます。ただ、正直ヨーロッパでは”?”な感じがします。

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三井住友カード

順位(取扱高ベース) 年間取扱高 会員数

2

173,632億円 3,764万人
発行する国際ブランド

  

VJAグループとして国内2番手に位置するカード会社。VJAは国内におけるVisaカードを発行する会社の統括会社であり、三井住友カードを中心に、およそ60社のブラザーカンパニーと呼ばれるカード会社群で構成されている。

歴史は古く、1968年に、日本初のVisaカードとして国内外共通「住友VISAカード」発行した。なお、アメリカ以外の企業がVisaカードを発行したの、イギリスのバークレイズに次いで世界で2番目だった。

当初はVisaのみだったが、1989年にMastercardの取り扱いも開始した。三井住友カードでは、VisaとMastercardの2枚を作ることができる「デュアル発行」というサービスを提供しており、この場合2枚目のクレジットカードの年会費は割引される仕組みとなっている。

また、2005年には中国銀聯カードと提携し、日本国内での銀聯カードの決済を開始。2007年には日本初の銀聯カード「三井住友銀聯カード」発行した。

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三菱UFJニコス

順位(取扱高ベース) 年間取扱高 会員数

3 

138,771億円 3,202万人
取り扱う国際ブランド

   

三菱UFJフィナンシャル・グループ(MUFG)の子会社であり、信販系最大手だった日本信販(NICOS)、JA系列の協同クレジットサービス、旧東海銀行系のミリオンカード、三菱系のディーシーカードなどが合併し誕生した会社である。NICOSカード、MUFGカード、DCカードなどのブランドを有している。

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クレディセゾン(セゾンカード)

順位(取扱高ベース) 年間取扱高 会員数

4 

78,043億円 2,695万人
取り扱う国際ブランド
   

もともと緑屋という月賦制の小売業から事業をスタート。その後、緑屋がセゾングループ入りした。

1983年に、「西武カード」を名称変更した「セゾンカード」の発行を開始した。1988年になって、VisaおよびMasterCardとの提携により年会費無料のインターナショナルカードを発行した。

セゾンカードのポイントプログラムである「永久不滅ポイント」には有効期限がない。

みずほ銀行系のクレジットカード会社とされ、2004年にはみずほフィナンシャルグループとの間で資本・業務提携が行われたが、2019年10月をもって同提携は解消されることになった。

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楽天カード

順位(取扱高ベース) 年間取扱高 会員数

 

62,246億円 1,500万人
取り扱う国際ブランド

  

※会員数は2018年1月末時点の数

2004年、あおぞら銀行とオリックス等が共同で設立した株式会社あおぞらカード(2001年設立)の全株式を楽天が譲り受け、楽天グループの傘下に収まった。
ここ数年、年会費無料と高いポイント還元率を武器にすさまじい勢いで成長を続け、ついに国内第5位の地位に上りつめた。三菱UFJニコスやクレディセゾンを追い抜くのも時間の問題だろう。

成長の原動は、何といってもポイント還元率の高さにあるといえよう。
年会費無料のカードの場合、還元率は0.5%が主流だが、楽天カードの場合は1%が基本となっている。加えて、楽天市場でショッピングをした場合、さらに高い還元率を獲得できる仕組みになっている。

また、楽天市場の利用履歴に基づく独自の与信システムを導入し、新規会員を積極的に獲得し続けている。他のカードに比べ、審査が甘いことでも知られている。

楽天カードのショッピング取扱高(金額の単位:兆円)
 
 

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イオンフィナンシャルサービス

順位(取扱高ベース) 年間取扱高 会員数

 

53,447億円 2,775万人
取り扱う国際ブランド
  

イオングループの総合金融事業を担う会社である。毎月20日と30日は全国のイオン、ビブレ、マックスバリュなどの各店舗で買い物代金が5%OFFになる特典や年会費が無料のゴールドカードなどで人気のカード。
・1981年:日本クレジットサービス株式会社を設立。
・1998年:ジャスコ・VISAカード発行を開始。
・1999年:ジャスコ・マスターカードとジャスコJCBカードの発行を開始。
・2003年:業界で初めて年会費が無料のゴールドカードを発行した。
・2007年:電子マネーWAONが一体となった「イオンカード(WAON一体型)」の発行を開始。

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UCカード

順位(取扱高ベース) 年間取扱高 会員数

 

5137億円 1,459万人
取り扱う国際ブランド
  

1969年創業の銀行系クレジットカード会社であり、みずほフィナンシャルグループのメンバーカンパニー。
みずほ銀行、クレディセゾン、NTTドコモの3社が主要株主であり、それぞれの出資比率はみずほ銀行:約51%、クレディセゾン:約31%、NTTドコモ:約18%となっている。

2004年にみずほフィナンシャルグループとクレディセゾンの間で締結した包括提携を、2019年10月をもって解消することで合意し、クレディセゾンは株主から外れることになった。

2019年6月現在、ポイントプログラムはセゾンカードと同じ「永久不滅ポイント」を採用している。

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トヨタファイナンス(TS CUBIC CARD)

順位(取扱高ベース) 年間取扱高 会員数

 

42,992億円 1,356万人
取り扱う国際ブランド
  

トヨタ自動車(株)から分離・独立した設立された会社で、2001年にクレジットカード事業を開始した。

トヨタとダイハツの販売店で車を購入した際にTS CUBIC CARDに入会するとキャッシュバック特典が受けられるため、ディーラー経由での申し込みが多い。レクサスと提携し、レクサス・オーナー限定でレクサスカードを発行している。

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ジャルカード

順位(取扱高ベース) 年間取扱高 会員数

 

33,689億円 342万人
取り扱う国際ブランド
    

日本航空系のクレジットカード会社。1984年に日本航空(株)から分離独立して株式会社ジャルカードが設立された。

もともとはハウスカード(すでに取扱終了となっている)だったが、1990年にJCBと提携し、クレジット機能を持つ「JAL・JCBカード」の発行を開始した。以降、次々と提携を行い、現在では5つの国際ブランドを取り扱っている。

JALカード最大の特徴が基本的に200円につき1マイル*がたまる「ショッピングマイル」である。また、JALグループ便に搭乗すると通常のマイルに加えてボーナスマイルが加算されるなどの特典もある。
*一部のカードでは取り扱いが異なる。

会員数は約350万人と比較的小規模ながら、取扱高はトップ10にランクインしており、1会員辺りの平均利用金額が多いことが証明されている。

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セディナ

順位(取扱高ベース) 年間取扱高 会員数

10

26,647億円 1,571万人
取り扱う国際ブランド
   

2009年4月1日に、東海銀行系の「セントラルファイナンス(CF)」、ダイエー系の「オーエムシーカード(OMC)」、住友銀行グループ系の「クオーク」の3社が合併し、設立された会社である。2016年にはさくらカードと合併した。2019年に、親会社が株式会社SMFGカード&クレジットから三井住友カードに変わった。

セディナカードの最大の特徴は、100種類以上に及ぶカード種類の多さと、年会費の安さである。

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